大阪でおすすめの日本語学校3選
日本語教師を目指す方のために、大阪でおすすめの日本語学校を3校ご紹介します。オンライン受講に対応している学校もあるため、忙しい方にもぴったりです。検定試験合格・短期間で日本語教師になる・教育実習を通して日本語を教える力を培うなど、学校によって特徴が大きく異なるためじっくりと比較したうえで検討してみましょう。
株式会社アークアカデミー
株式会社アークアカデミー
※大阪スクーリング校舎は移転準備中です。
大阪の単位認定試験は梅田エリアの貸会議室で行う予定です。
TEL:0120-555-520
アークアカデミーの日本語教師養成講座は、通学と通信講座があるほか日本語教師検定試験対策の講座もある学校です。試験対策講座は長年のノウハウを詰め込んだ教材を使用するため、検定試験合格を目指す方にはピッタリでしょう。受講料は420時間総合コースが57万2,000円(税込)、420時間通信コースが46万2,000円(税込)、日本語教育能力検定試験対策講座は8万8,000円(税込)です。
「実践的なスキル」と「考える力」を重視
実践的なスキルと考える力を重視して養成しており、教育実習までに多くの模擬授業が行われます。模擬授業の回数を重ねれば教案の作り方や指導方法が体得できるため、より確実に実力をつけたい方にはおすすめです。養成講座では、受講者一人ひとりに板書の仕方から教室での振る舞い方、ジェスチャーなどを指導します。
就職までしっかりサポート
現在、日本語教師になるために必須の資格はないため、求人の条件を満たしていれば日本語教師としての採用を目指せます。そこで気になるのが資格取得後の就職についてです。日本語教師を目指す方は、日本語教育能力検定の合格者や大学・大学院で日本語教育課程を修了した人、日本語教師養成講座を修了した人などがいます。これらの人がライバルとなるため、たとえ資格を取得したとしても就職に大きな不安を感じるかもしれません。
しかし、アークアカデミーでは就職サポートまでしっかり行っているので安心です。業界に先駆けて職業紹介事業許可を取得しており、国内外から毎年200件以上の求人情報が寄せられています。また、日本語教師の求人サイトの事務局も運営しているため、最新の業界の情報にも強いことが特徴です。
清風情報工科学院
清風情報工科学院
住所:大阪市阿倍野区丸山通1-6-3
TEL:06-6657-2369
デザインやプログラミングを学べる清風情報工科学院では、最短4か月で日本語教師になれる講座を開いています。文化庁指針の420時間を超える450時間のカリキュラムをリーズナブルな価格で受けられるため、とてもお得な講座です。受講料は39万円(税込)、入学金は2万円(税込)です。
※受講期間:2022年10月18日(火)~2023年2月16日
教壇実習で指導力を身につけられる
清風情報工科学院の日本語教師養成講座では「教団実習」があります。これは日本語化の留学生に対する教育実習や、養成講座の授業で習った内容を留学生に対面もしくはオンラインで模擬プライベートレッスンをすることです。留学生を相手に実際に日本語を教えることにより、教える力が身に付きます。また、海外日本語学校とのスカイプ交流会、技能実習生向けの日本語教育演習、クラスマネジメント演習などもあります。
授業内容はいつでも復習可能
授業内容は録画記録されているため、いつでも復習できることも特徴の1つです。授業で分からないことがあっても、繰り返し視聴することで理解を深められます。また、授業サポート教材の配信、個別相談も対応しているため、分からないことや不安なこと、相談したいことがあっても1人で抱え込む心配はありません。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミー
大阪校:大阪市中央区北久宝寺町2-5-9飛栄創建ビル1F
TEL:06-4704-8031
ヒューマンアカデミーでは、日本語学校での仕事も学べる教育実習プログラムが用意されています。実習期間は7日間で、授業準備や模擬授業・教団実習など実際の指導を通して知識をつけることを中心としています。費用は4万6,200円(税込)で、テキスト代は別です。希望者は通学保険にも加入できます。
CEFRの理念に沿って授業を構成・評価
CEFRとは2001年に欧州評議会が出した、すべての言語教育関係者・学生が参照できるガイドラインのことです。副言語主義と複文化主義を理念とされており、行動中心アプローチを言語教育の指針として掲げられています。ヒューマンアカデミーではこのCEFRの理念に沿って授業を構成・評価しているのです。また、文化審議会国語分科会の教育実習における指導項目を満たした教育実習を行っています。
教育実習の内容
初日にオリエンテーションを終えたのち、7日間にわたり実習が行われます。実習では日本語学校の紹介から教育理念と指導方針の紹介、教務の仕事体験・授業参加体験もできます。模擬授業に向けて充分な準備時間も用意されているため、しっかりと内容を練ったうえで模擬授業に挑むことも可能です。TAとして初級~上級の授業も参加できるため、レベル別にどのような授業を展開すればよいか、どのようにサポートすればよいかも分かります。
まとめ
大阪でおすすめの日本語学校を3校ご紹介しました。学校によって特徴が異なるため、目的に合わせて学校を検討してください。たとえば、最短で日本語教師を目指したいのであれば、4か月の講座を開催している清風情報工科学院がおすすめです。大学や大学院で日本語教育課程を修了している方であれば、知識や指導力を高めるためにヒューマンアカデミーの教育実習がよいでしょう。就職までしっかりサポートしてほしいのであれば、アークアカデミーの講座を検討してはいかがでしょうか。