日本語教師養成学校、通信講座比較14選!口コミで人気の講座を中心に学校を厳選しました。

日本語教師の求人はどう見つける?国内外で探すときのポイントとは?

公開日:2022/09/15  最終更新日:2022/09/06

留学や就労のために、海外から日本に移住する人も多くなりました。また、海外に住みながら日本語を学びたい外国人もたくさんいます。日本語を学びたい外国人に指導するのが日本語教師ですが、日本語教師になる際は、どうやって求人を探せばよいのでしょうか。そこで今回は、国内外で日本語教師の求人を見つけるポイントについて解説しましょう。

日本語教師の需要は高い

通常の学校で働く教師に比べると、日本語教師として働いている人は多くはないでしょう。しかし、実は日本語教師に対する需要は高いといえます。なぜ日本語教師の需要が高いのか、理由を解説しましょう。

日本語学習者の増加

今後ますますグローバル化が進むことが予想されるので、海外から日本に移住する人も増えていくでしょう。さらに、日本では少子高齢化が社会問題となっています。

働き手が減少しているなかで、外国人労働者はますます重要な働き手となっています。今後も外国人労働者は増えることが予想されるため、外国人に正しく日本語を教えられる人材が必要となっているのです。

海外赴任する道も

日本語学習者の7割以上の人が、東アジアと東南アジアに集中して住んでいます。中国、インドネシア、韓国、オーストラリア、台湾の順に多いのが現状です。

しかし、アジア以外の国でも日本語を勉強している人たちがいます。中東やアフリカといった、遠く離れた国々でも日本語教育が行われているのです。しかし、日本語教師の人数は足りていないのが現実で、とくに学習者が多いアジアを中心に不足しています。

日本で日本語教師の求人を探すときのポイント

それでは、日本に暮らしながら日本語教師として働きたい場合は、どうやって仕事を探せばよいのでしょうか。ここでは、日本国内で日本語教師の仕事を見つけるポイントを紹介します。

学校の紹介

日本語教師養成講座を受講している人は、通っているスクールにも求人が届いているでしょう。学校から紹介してもらって応募できるチャンスがないか確認してください。

求人サイトで探す

日本語教師の求人に特化したサイトもあるので、定期的にチェックするのがおすすめです。日本語学校に就職すれば、留学生に日本語を教えられます。大学などの教育機関で働く人もいます。

オンラインで生徒を探す

いまやオンラインレッスンは一般的になりました。日本語教師も例外ではなく、日本にいながら海外在住の外国人にオンラインで指導できます。インターネットの環境が整っていれば始められるので、副業として指導する人もいます。

海外で日本語教師の求人を探すときのポイント

つづいて、海外で日本語教師の求人と探す場合は、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。

求人募集のタイミング

日本語教師はアジア圏を中心に求人募集されていますが、ヨーロッパで募集されている場合もあります。「Japanese language teacher」などで検索すれば、求人情報にたどり着けるでしょう。

海外の多くの学校では、新学期は9月です。9月から指導できるように、日本語教師の求人が多くなるのは、毎年5~6月です。採用が決まり次第、ビザの申請などの手続きを行って8月に赴任する流れとなります。

しかし、新学期とはまったく違う時期に求人が出しているなら、何か事情があって前任者が辞めてしまった可能性があります。また、頻繁に求人募集を出している場合も、何か事情があって講師が集まらない、もしくは離職する人が多いのかもしれません。

日本語で書かれているか

もしも日本語での表記がなく、現地の言葉でしか書かれていないのであれば、日本語の教育機関としては、きちんと機能していないという可能性もうかがえます。日本語でも求人情報が掲載されていれば、より信頼できるといえるでしょう。

日本語教師の求人を探すときに気をつけたいこと

日本語教師の求人を探すときに、ぜひ気をつけてほしい点があります。ここでは、求人を探すときに注目してほしいポイントについて解説しましょう。

業務内容をチェック

業務内容をしっかり確認しましょう。海外の日本語学校に赴任する場合、日本語教育と関係ない業務をすると、ビザを取り消される可能性もあります。面接の際にもきちんと確認しておきましょう。

待遇をチェック

求人サイトなどに給与を具体的に掲載している場合もありますが、掲載していない場合もあるので、面接の際などにしっかり確認しましょう。

日本語を教えている人の中には、ボランティアとして無給で働いている人もいます。有給の仕事であるかどうかも、きちんと確認してください。自分の今までの指導経験や資格をアピールして、給与について相談しましょう。

まとめ

日本語教師の求人は、社員としての募集は多くはありません。しかし、副業としてオンラインで教えたり、会社勤めをリタイアした人が働き始めるケースもあります。グローバル化や少子高齢化が進んでいますが、日本に住む外国人が円滑に日本語でコミュニケーションするために、指導力がある日本語教師が求められています。

日本語教師養成講座なら、初心者に対しても丁寧に指導してくれるので、少しでも興味がある人はチャレンジしてはいかがでしょうか。

おすすめ関連記事

サイト内検索

新着記事

グローバル化などを背景に、日本語教師の仕事には多様なチャンスが生まれています。ところで、この業界ではよく聞く“常勤”と“非常勤”の違いは理解できているでしょうか?この記事では、日本語教師とし
続きを読む
日本語教師の仕事は、誰にでも幅広く活躍できる可能性がある仕事です。しかし一方で、スキルの証明となる明確な資格基準などが整えられていないこともあり、平均的な給与水準は低いことでも知られています
続きを読む
近年の日本のアニメ・漫画人気はもちろん、労働市場としての魅力などに後押しされ、海外での日本語教育のニーズはさらに高まることが予想されています。日本語教師の仕事、とくに海外で働く場合は、大きな
続きを読む
日本語教師養成学校コラム