日本語教師養成学校、通信講座比較14選!口コミで人気の講座を中心に学校を厳選しました。

日本語教師養成学校の失敗しない選び方とは?注意ポイントをご紹介!

公開日:2022/10/15  最終更新日:2022/09/06

外国人に日本語を教える職業が日本語教師です。日本語教師になりたいなら、日本語教師養成学校で学ぶ方法があります。せっかくお金を支払って入学するなら、学校選びには失敗したくないところですが、どんな点に気をつけて学校を選んだらよいのでしょうか。そこで今回の記事では、日本語教師養成学校の失敗しない選び方について解説しましょう。

日本語教師養成学校の選び方とは

日本語教師になりたいなら、資格取得のために学校に通う方法があります。では学校を選ぶ際にどんなところに注目して検討したらよいのでしょうか。ここでは学校の選び方のポイントについて解説しましょう。

学習スタイル

日本語教師養成総合講座の420時間のカリキュラムを受講するためには、全日通う場合は半年間かかります。週2~3日なら1年間、週1日なら1年半~2年ほどが必要となります。しかし、仕事をしながら通学したい人もいれば、子育てや家事の合間に通いたい人もいるでしょう。

毎日通学するコースや通信コースだけでなく、オンライン授業を取り入れている学校もあります。土日も受講できる学校や、欠席した場合は振替できる学校もあれば、通学とオンライン受講を組み合わせたコースを提供している学校もあります。

さらに、平日昼間だけのクラスを用意している場合や、平日夜と土日を組み合わせて受講できるコースもあります。自分のライフスタイルに合わせて、無理なく学べる学校を選ぶといいですね。

カリキュラム

学校によってカリキュラムの特徴も異なります。実践的なカリキュラムを組み、修了したらすぐに現場で活躍できるように教育している学校もあります。生徒同士の模擬授業や、外国人生徒に対して授業する機会を用意しているので、実践的なスキルが身につくでしょう。

就職採用試験で模擬授業を求められるケースもあります。学校によってカリキュラムの特徴は異なるので、よく調べてください。

合格率と就職率

日本語教育能力検定試験は難しい試験であり、合格率は30~40%だといわれています。試験に合格できれば就職にも有利になるので、卒業生の合格率もしっかりチェックしておきましょう。学校によっては、日本語教育能力検定試験の対策講座もあります。

また、就職先とのパイプをもっている学校なら、国内だけでなく海外でも活躍できるチャンスは広がるでしょう。就職実績についてもチェックしておきたいですね。講師が日本語教育の分野で実績があるプロであれば心強いですね。講師たちの経歴が公開されている場合があるので、HPをよく見てください。

日本語教師養成学校を選ぶときの注意ポイント

日本語教師養成学校は、学校によってカリキュラムや雰囲気が異なります。実際に学校を選ぶときは、どんな点に気をつけたらよいのでしょうか。ここでは、学校を選ぶときに注意してほしいポイントについて解説しましょう。

文化庁に認定されているか

文化庁認定の講座であるかどうかは、必ずチェックしておきましょう。なぜなら、文化庁に認定されていない場合、法務省告示の日本語教育機関で日本語を教えられないからです。日本語学校などで留学生に日本語を教えたい人は、文化庁認定の講座を選んでください。

実践的なカリキュラムか

実際に外国人に教育実習する機会があるかどうかは重要です。日本語学校が併設された学校であれば、留学生に実習できる機会があると期待できるでしょう。

また、実際の授業を見学できたり、日本語教師や留学生と交流できたりする機会もあるかもしれません。なるべく日本語学校の授業を見学でき、実際に自分が外国人に授業できるチャンスが多いといいですね。

ライフスタイルに合う学び方か

仕事をしながら学びたいなら、通信メインや平日夜や土日に受講できるといいですね。また、子育てしながら学びたいなら、平日午前だけ受講するという方法もあります。無理なく学習できるスタイルを探しましょう。

まずは授業見学に行くのがおすすめ

悩んだときは、まず実際の授業を見学しに行くのがおすすめです。いくつかの学校の資料などを見て比較検討しようとしても、どの学校がよいか判断できずに悩む場合もあるでしょう。

学校を選ぶときは、まずは見学することをおすすめします。実際に足を運べば、自宅や職場からのアクセスも確認できます。見学に行ったら、学校の雰囲気やスッタフの対応、詳しいカリキュラムの内容について、自分のイメージと合っているかわかるはずです。

就職については、どんなサポートがあるかもチェックすることをおすすめします。授業の様子をよく確認してください。少人数授業なのか、質問しやすい雰囲気なのかも確かめておきましょう。

まとめ

日本語を学ぶ人はアジアを中心に増え続けています。留学や就労のために日本で暮らす外国人は今後も増加することが予想されるので、日本語教師が活躍するチャンスも増えていくでしょう。

日本語教師養成講座に通うなら、ぜひ実際に足を運んで、学校の雰囲気を確かめてみましょう。また、文化庁認定講座であり、実践的なカリキュラムであるかどうかもチェックしてください。せっかくお金と時間を使って通学するので、入学後のミスマッチを防ぐためにも見学することをおすすめします。

おすすめ関連記事

サイト内検索

新着記事

グローバル化などを背景に、日本語教師の仕事には多様なチャンスが生まれています。ところで、この業界ではよく聞く“常勤”と“非常勤”の違いは理解できているでしょうか?この記事では、日本語教師とし
続きを読む
日本語教師の仕事は、誰にでも幅広く活躍できる可能性がある仕事です。しかし一方で、スキルの証明となる明確な資格基準などが整えられていないこともあり、平均的な給与水準は低いことでも知られています
続きを読む
近年の日本のアニメ・漫画人気はもちろん、労働市場としての魅力などに後押しされ、海外での日本語教育のニーズはさらに高まることが予想されています。日本語教師の仕事、とくに海外で働く場合は、大きな
続きを読む
日本語教師養成学校コラム